Windows Encrypting File System:EFS との比較

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Cryptainer compared to the Windows Encrypting File System

 

Windows 2000/XP EFS

 

 

Cryptainer

Bullet 暗号化されたファイルを他のどの種類のファイル・システム(FAT、FAT32、以前のバージョンの NTFS)にコピーしてもファイルは復号化された形で保存される。

 

 

Bullet ファイル・システムに関わりなく暗号化されたデータは暗号化されたままである。

 

 

Bullet Windows 2000/XP の NTFS でしか動作しない。

 

 

Bullet Cryptainer はほとんどの 32 ビット版 Windows で動作する。

 

 

 

Bullet ネットワーク越しに暗号化されたファイルを開くと、リモート側でそのファイルを復号化し、復号化されたデータをネットワーク越しに送る。

 

 

Bullet Cryptainer の暗号化されたデータはネットワーク上、さらに言えばいかなる場所でも暗号化されたままである。

 

Bullet ほとんどのバックアップ・プログラムはまだ EFS で暗号化されたファイルを認識しない。したがって、すべてのバックアップは暗号化されていない。現在は Windows 2000 に含まれる Microsoft のバックアップ・ユーティリティだけが、EFS 暗号化ファイルを、処理中に復号化しないでバックアップすることができる。

 

 

Bullet Cryptainer ボリューム・ファイルについては、どのデータ・バックアップ・プログラムも使用可能である。すべてのバックアップ・データは常に暗号化された状態である。

Bullet フォルダの暗号化はそこに含まれるファイルのリストの表示を防止しない。

 

Bullet Cryptainer ボリューム内に保存されるすべてのフォルダは誰からも完全にアクセスできない。リスト表示も可能ではない。

 

Bullet NTFS が行うファイル圧縮の方法では、圧縮と暗号化処理は同じファイルに関して互いに排他的である。

 

 

Bullet Cryptainer では、圧縮されたファイルをボリュームに保存することが可能である。

 

Bullet システムへの物理的アクセスにより、ユーザーはフロッピー・ディスクからシステムをブートしたり、他のプログラムを暗号化されたファイルに使用することができる。

 

 

Bullet マシンに対する物理的アクセスによってさえも Cryptainer ボリューム・ファイル内のデータに敵対者がアクセスできる方法はない。暗号化されたデータを入手されたとしても、誰かに読まれることはあり得ない。

 

Bullet EFS の暗号化と復号化は、ユーザーの通常のログインと別のパスワードを要求しない。これは、そのユーザーだけが本人としてログオンでき、また、そのユーザーだけがデータを暗号化/復号化するためにその認証を使用できるという仮定に基づいている。

 

 

Bullet Cryptainer は、ユーザーのログイン・パスワードとは独立したパスワードを使用する。