セキュア電子メールファイル

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セキュア(安全な)電子メール・モジュールによりメールの添付ファイルとして送れる暗号化ファイルを作成できます。また、複合化のために Cryptainer を必要としない自己解凍暗号化ファイルの作成も可能です。これにより公衆ネットワーク上で既存の電子メールクライアント(たとえば Outlook Express)を利用した完全に安全なコミュニケーション・システムが可能になります。

 

パスワードは別な通信経路、たとえば、電話連絡や、前もって準備された打ち合わせや共有リソース(本や雑誌など)を参照するといった経路を介して両者間で連絡する必要があります。また、パスワードのヒントを受信者へ送るための”ヒント”入力欄も利用できます。

 

ユーザーはセキュア電子メールファイルをいくつかの方法で送信できます。

 

1. 独立したファイル(自己解凍実行ファイル、.exe)

Windows マシン上であれば何のソフトウェアもなしにこれらは受取人側で復号化し見ることが可能です。もちろん受取人はパスワード/パスフレーズを知っている必要はあります。

 

2. .SIT ファイル

ほとんどのウィルス・スキャナがほとんどの実行可能ファイルをほとんど自動的に削除すると仮定し、Cryptainer は .sit 暗号化ファイルを作成することも可能です。これらのファイルは受取人に電子メールすることが可能で、私どもはこの方法をご利用することをお勧めしております。

それらを復号化するために受取人は弊社の無償ユーティリティ DecypherIT をダウンロードする必要があます。DecypherIT はつぎの URL からダウンロードできます:

http://www.cypherix.com/jpn/download.htm

 

3. Cryptainer 金庫室を送信

Cryptainer 金庫室全体を受取人に送ることが常に可能です。受取人はパスワードを知っていれば Cryptainer の追加のボリューム機能を使用してそれらを利用できます。

 

どのように独立したセキュア電子メールファイルを送信できますか?

 

 

secure_email

 

1.   新しいポップアップ・ウィンドウ内にある参照ボタンを使用して暗号化して電子メールしたいファイルを選択してください。

 

2.   パスワード欄にパスワードを入力してください。受取人はファイルを複合化するためにこのパスワードが必要です。

 

       encrypt_file_send_by_email

 

3.   オプションでヒント欄にヒントを入力できます。

 

4.   "暗号化自己解凍ファイル(.EXE)の作成..." ボタンをクリックしてファイルを暗号化してください。

 

5.   作成成功時にはつぎの画面が表示されます。

 

       encrypt_file_msg